Arantium Maestum

プログラミング、囲碁、読書の話題

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Python 覆面式ソルバー 終

前回からの続き。 そうこうしているうちに、ついにルール追加である。 以下の二つのルールを追加する。 二つの数の和の一番上の桁に関するルール 二つの数とその和の同じ桁に関するルール その前に、足し算と引き算でルールをケース分けするのはめんどうなの…

Python 覆面式ソルバー 続続続

前回からの続き。 てなもんで、再帰的に書いたソルバーに、各段階で次のステップに使える数字を絞るルールを組み入れる仕組みを作っていく。 方式としては、入力された文字列を引数にして評価関数を返す高次関数create_rule(input_string)を作成する。その返…

Python 覆面式ソルバー 続続

前回からの続き。 というわけで総当たり形式をやめて、なるべく制約を加えることで評価する文字:数字マッピングの総量を絞ってみる。 具体的には for numbers in permutations(range(10), len(characters)): この部分をやめるわけである。じつはこの部分も…

Python 覆面式ソルバー 続

前回からの続き。 ということで高速化に取り組んでみる。 が、その前に、とりあえず短く書いたコードが実際どれくらいかかっているのか、数値化しておく。 import time def time_solver(input_string): start = time.time() solve(input_string) end = time.…

Python、再帰とダイナミック・プログラミング 微調整

以前書いたこのエントリーの最後のコードだが zehnpaard.hatenablog.com H = {0:0} for n in xrange(1, 2016): H[n] = n - H[H[H[n-1]]] print H[2015] 書いた直後から、そもそも数字がkeyならdictionaryじゃなくてlistでよくないか?と気になっていた。(が…

Python 覆面式ソルバー

気がついたら前回の更新から四半期が過ぎようとしている。恐ろしいことだ。 IT速報でまた面白そうな問題があった。 blog.livedoor.jp 複数の文字が同じ数字にマップしないと仮定するなら、そもそも問題の大きさが最大で10!(~360万通り)なので、ちょっと時…