SICPの勉強 Lecture 1A-1
というわけで本命のStructure and Interpretation of Computer Programs読解。
作者二人がヒューレット・パッカード社員向けにやったレクチャービデオと合わせて読んでいきたい。
Computer Science is a terrible nameというのはまさにその通りだと思うが、特にLispを使っているとそう感じやすいのではないか。データとその変換方法を記述していくのが本質で、フォン・ノイマン式コンピュータでそのデータを表現し変換させているのはたまたま都合がいいから、と。Algol系の言語とは違い、コンピュータとの対話・コンピュータへの指示という側面が非常に薄い。
しかし、恐ろしいスピードで新しい概念を放り投げてくるレクチャーである。First Class FunctionsからLambdaからMetalinguistic Abstractionから、ある程度事前知識があるからフォローできるが、初めてのプログラミングがこれだったら泣きたくなるんじゃないか。